MIDI検定を受けてみて 3級・2級1次試験

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3級を受験して

公式HPによると、令和2年度までの累計合格率 67.56%
令和3年度 受験者総数 294名 <合格者 123名>合格率 41.8%

例年の合格率に比べて段違いに低くなっていることが分かります。

テキスト持ち込み可でも、作問傾向が変わるだけでこんなに低くなってしまうんですね。
今回は過去問だけをやっていたのではカバー仕切れなかったことや、時間が足りないのでテキストで探す時間がほぼ取れなかったことも要因だったのではないでしょうか。

実際、1問解くのに時間がかかるため、3級の試験時間60分はすごく短かったです。
1問45秒までと自分で制限をかけていたのでなんとか全問こなせました。テキストを見返す時間はほぼなかったです。
(暗記問題の確認として、パパっとめくるくらいしか余裕がなかったです)

1問に1分くらいかけても正解を選びきれなかった場合は、自信がなくても答えを記入しておいて保留し、次に進みました。
保留問題は、プリントした問題用紙を斜めに折って分かりやすくしておき、時間が余った場合にもう一度見返しました。

2級1次試験を受験して

令和2年度までの累計合格率 50.61%
受験者総数 95名 <合格者 44名>合格率 46.3%

2級も例年よりも合格率が低かったようです。

詳細は3級と同じです。
時間切れにならないよう、イベントリスト問題は試験時間の前半で取り掛かるようにしましたが
この対策が功を奏し、イベントリスト・ピアノロール問題の4問(16点)はしっかり取ることが出来ました。
余裕を持って、高得点問題からつぶしていく作戦は成功です!

イージーミス

テストというものから久しく遠ざかっていたので、イージーミスをしないように、答えの記入欄を間違えないよう毎回番号を照らし合わせて確認しながら記入したので、そのミスはしませんでした。

けれども、答え「1」と分かっているのに、答えの欄を確認して(仮に4問目の場合その数字が脳内で上書きされて)「4」って書いてしまうミスを、いくつかやらかしてました(トホホ)

ポロポロ取りこぼしはあったものの、なんとか合格点には辿り着きましたが、それだけ緊張や焦りで判断力が落ちていたと思います。

当日の状況

当日のアクシデント

テスト問題はPDFをダウンロードする形で行われ、公式ではプリントは非推奨(文字化け問題から)でしたが、私は紙にプリントしないと絶対に攻略できないと思っていたので、プリンターは必須でした。
けれども当日の朝、プリンターが壊れてしまい、急遽買いに出かけなければいけないというアクシデントが起こりました。

……結果、買ってよかった……

問題が32Pありました(過去問は24~28Pくらい)ので、画面で見てたら私の能力では追い付かなかったと思います。
(問題文を読みながら鉛筆で下線を引いたり○をつけたりするのって、かなり大事なので)

でもね、朝の9時ごろに念のためプリンターのチェックをして本当に良かったです。
故障に気が付くのが遅かったらアウトだったから……

スキャナ問題

解答用紙をスキャンするのですが、ここで事件発生。
スキャナで読み込む予定で準備をしていましたが、新しいプリンターにもスキャナがついていて(設置するときに初めて気が付いた)、両方とも同じメーカーだったためアプリケーションが同じ。
つまりスキャナの優先順位が、新しいプリンターのスキャナに変わっていたんです。
なので、スキャナ単体の方に解答用紙をセットして読み込んでも何も写っていない状況に陥り、軽くパニクりました。嗚呼……
(無事に提出に間に合いましたが、3級の時間配分で脳を使い切っていたため、疲労感ハンパなかったです……)

スキャナ問題は2級の時も発動されて、プリンターの方のスキャナを使ったらうまく取れず、じゃぁやっぱりいつもの単体スキャナで取る?ってなったものの、3級で混乱したからUSBを抜いてたよ!ってあたふたするというオチつきで……まぁこちらもなんとか提出出来ましたが、最後の最後までしんどかったです。

体力勝負

2級は16時開始だったのですが、朝のプリンター事件から始まって3級・13時半~14時半の60分短期決戦を終えてからの試験というのもあり、集中力を持続させるのがしんどくて(心臓に負担がかかるっぽい)、かなり体力的にヘロヘロでしたが、気付けを飲んで対応しました。

それに、家で受けるとはいえ、めちゃめちゃ落ち着かなかったし緊張しました!!
もう、ずーーーーーーーーっと緊張していて胸のあたりが苦しかったです。
最後の方はしんどすぎて、
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」って超サイヤ人的になってました。
まさに得体のしれない何かを発していたと思います。

アドバイス出来ることがあるとしたら、前日は良く寝て万全の体調で臨むことです。

……試験を終えたあとは抜け殻になっちゃいましたが、やり切ったので悔いはなかったです。

MIDI検定で得られたこと

今回、3級・2級の同時受験だったことや、準備期間が一ヶ月と短かったこと、問題傾向が変わったことなど、色々な要因でハードでしたが、この年齢でも頑張ればどうにかなると分かりました。
そして、この知識を詰め込んだことで、以下のことがMIDI検定で得られました。

DTMやDAWに関する理解が深まった
インプリメンテーションチャートが解読できるようになった
問題が起こったとき、どう解決すればよいか分かるようになった

そして自分自身としては「最後の最後まで諦めない」を貫けたのが何よりの収穫でした。

次は2級2次試験です。

ちょこミカ

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